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おうちではたらく二児ママのブログ
子育て

子どもがご飯を食べない時の対処法×7!緊張に気づいてあげられなかった母の体験談。

うちの三歳の坊ちゃんの話。

うちの坊ちゃんはとてもわかりやすい子でして、嬉しい時は喜び、うんとは言っても不満があると顔にでるそんな素直さん。ちゃんとその不満なことも言葉に出して言ってくれます。

しかし、ある日突然のこと。少し前にご飯を口にしなかった期間がありました。

何かしら食べていた朝ごはんも一口しか食べず。大好きなヨーグルトも食べない。

おかずだけでも全部食べる夕ご飯すら、半分も食べずにおしまい。

それが2週間続きました。

何が原因かわからなかったのですが、先日保育園での面談でその原因と思われることが発覚。

我が子のご飯食べないエピソード、原因は大人も感じる緊張だったんです…!

考えられる一般的な原因からいろいろとしてみた

3歳にもなると食べムラやはっきりとした好き嫌いが出てくる時期です。一般的な食べない原因に沿って分析してみることに。

大きな要因として考えられるのが3つ。

  1. 具合が悪い
  2. 単純にご飯に飽きた
  3. 味覚が発達し、味が合わない

毎朝の体温測定に加えて喉の観察も実施。もちろん喉を見せるのは嫌がり、具合の悪いことを心配して尋ねると「ぐあい悪くない!」と叱られる始末…。

試しに気分転換!いつもと違うメニューを出してみました。
驚きはするもののやっぱりすすんで食べようとしない我が子。

なんと、うちの子はいつものメニューを喜んで食べる子なのです。
なので、いつもと違うメニューはあまり効果なし。

味覚が発達していたとしても、食べなきゃどうしたらいいかわからない。

そう思っていたらおせんべいはバリバリと食べる。ポテチとかグミも食べる。

一応、なんか口にしてはいますけれども・・・う〜ん。

これだけやってみた対処法

なんとか食事を食べて欲しい!と思っていろいろやってみたことはこちら。

  • ご飯の時にお腹が空くよう、身体を動かす遊びをする
  • 新しいメニューを作る
  • 料理の見栄えを良くする
  • 体調が整う生活を心がける
  • おやつで食事の栄養分を賄う
  • めっちゃテンション高く楽しそうにご飯作る
  • なにを食べたいか聞く

食事は少なめに盛り、無理して食べなくていいよと声もかけました。
息子には効果なし。だけど、これはやってよかったなと思います。
だって、残飯も減るし『こんなに残して!もったいない!』という私の心理的ストレスの軽いこと!

あとはご飯の時間がすごく楽しい!なんだか明るいぞ!と思ってもらえるようにお店屋さん風にしたり、歌をうたいながら料理してみたり、あとは簡単な作業をお手伝いさせたりしましたが、変化はありません。
(親の体力のみ消耗)

おやつを口にしてくれていたし、もともとお気楽な私は『なんとか大丈夫だな!』とご飯を食べてくれるのを待つことにしました。




保育園面談で教えてもらった息子の様子で気付いた

私が何かしたというわけではなく、ある日気が付くと「おかわり!」とご飯をもりもり食べるようになった息子。

「食べるようになったし、元気だしいいか!」と、それから数週間後、息子の通っている保育園で定期的な面談がありました。
そこでいつも保育園の様子とお家での様子に変わりはないかをお話します。

保育園ではめちゃめちゃいい子なのに、家に帰ると手をつけられないなど、保育園の様子と家での様子が違うのは、子供がどちらかの環境で頑張りすぎちゃっているという証拠。

出来るだけ気持ちをさらけ出せるように先生方が努めてくれているおかげで、我が子は家の様子と変わらぬ姿で生活しているようでした。

先生「ご飯の時も背中とお腹をちゃんと椅子とテーブルにくっつけて食べるし、スプーンの持ち方も順調です。成長が著しいですね!素直に思っていることをお話しして伝えてくれる子なので我々大人が助かってます!」

家での様子と何ら変わりない保育園での様子にホッとしたところで先生が気になる一言

先生「でも、運動会の前はちょっと様子が違って、すっごくはりきっていたんですけど、ご飯の途中で立ち上がっちゃったり、完食できなかったりしてて・・・」

どぅまま

え!うちでもそんな時期ありました!確かに運動会の前だったかも・・・。

先生「やっぱりそうですか!運動会が終わったら、というか、かけっこし終わった後に『ふう~!』という感じに一気に気が抜けた感じが見えて。本当に張り切ってましたから。緊張してたんですね~。運動会後はいつもの息子ちゃんでしたから!」

そうか。我が子のご飯食べない原因は「運動会前の緊張とプレッシャー」だったのか。

乳児クラスの一番上のお兄さん。昨年と違い、二種目の出場。

かけっこの前には、先生が演じるオオクワガタからママたちを助け出す(という種目)ミッションもあり、「頑張らねば!」という気持ちがこの子の中で大きくなりすぎちゃったがゆえの食欲不振
これできっと間違いない。

はりきっていましたが、息子本人はそれがプレッシャーだと気づいていません。
大人でも折り合いをつけるのが大変だから、気付いたとしてもどうしていいかきっとわからなかったでしょう。。。

なにはともあれ、保育園での先生との面談でタイミングや原因が繋がりました。

運動会前の緊張とプレッシャー。

ある種のストレスが我が子の食欲不振の原因になっていたのだと私も腑に落ちたのです。
まさか三歳児が緊張でご飯を食べないという大人な行動をするとは思っていなかった・・・。

そして、毎日のお便り帳にも小さな異変を書くことは大事だなあと思いました。先生方ともっと早く共有していれば、このことがもっと早くわかっていたかもしれないですね。

運動会前の緊張が引き起こしたであろう食欲不振でした

いきなり食べなくなったものだから、何か病気になってしまったのかと病院にも連れて行きましたが、結局のところタイミング的には『運動会前の緊張からくる食欲不振』でした。

今回の学び
  1. 食べない原因はタイミング・そして人によってそれぞれ
  2. 無理に食べさせようとしない
  3. 時間が解決してくれることもある
  4. 小さな異変を面倒を見てくれている人と共有することで何か発見がある

小さな体でそんなに強く、めいっぱい頑張ろうと考えていたんだなあと思うと、可愛いなあと更に我が子が愛しく感じました。そして、三歳児でもプレッシャーとか緊張とか感じて生きているんだね、と成長していることを実感。

そういう気持ちと向き合いながら強くなっていくんだぜ!

緊張する気持ちはうまれているものの、自分でも気づくことも出来ないし、プレッシャーの処理もストレスとなって出てきてしまう年代です。

もしイベントが近くなって「なんか様子がおかしいな?」と思ったら、緊張してプレッシャーを感じているのかもしれませんよ!

我が家のご飯食べない事件は、これにて終止符!
もちろん今は毎日おかわりの勢いで元気よくご飯を食べています。

めでたしめでたし。